るーののんびり旅行記

旅行好きの大学3年生。今まで17ヶ国の国を旅行。4月からドイツへワーホリ予定。

ヨーロッパツアー⑥ヨーロッパの大国ドイツでのんびり旅

みなさんこんにちは!

 

今回は、EUの中でも主要な国ドイツをご紹介します!

このヨーロッパツアーでは、ドレスデン、ベルリン、オラニエンブルクの3都市に訪れました。

まずは、プラハからバスで2時間ほどのドイツ東部に位置するドレスデンにむかいます。

 

古典的な建築が有名で、暗い色の建物が並んでいます。とてもシックです。

 

早速向かった場所は、、、、ドレスデン城(Residenzschloss)」です!

ドレスデン城は400年以上前に作られ、ザクセン王国の居城として使われていました。
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このお城で有名なの後この「君主の行列(Fürstenzug)」です。この壁画はドレスデン城の外壁にあり、世界最大のマイセン磁器作品です。歴代の王様が描かれています。

 

ドレスデン城の隣接にするのがこのカトリック旧宮廷教会(Kathedrale St. Trinitatis)」です。

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よく見ると屋根にはたくさんの人の像、、、!?

これは、聖人石像で78体あります。さすが州最大の教会です、、、迫力があります。

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これは「フラウエン教会(Dresdner Frauenkirche)」です。この教会は11世紀に建てられたバロック建築プロテスタント教会です。

第二次世界大戦時に破壊されましたが、2005年に元の姿に復活しました。

 

お腹が空いたのでドイツ料理のレストラン「kutscherschänke」に入りました。
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メイン料理とデザートのケーキを頼み、ドイツ料理を堪能しました。

ドレスデンを満喫したあとバスに乗り向かった場所は、、、ベルリンです!

 

早速ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)」を訪れました。

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この門は、1791年に平和の象徴として作られました。現在は東西ドイツ統一のシンボルとなっています。

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門の上にあるのは、4頭の馬が走る馬とその馬車に乗る勝利の女神ヴィクトリアの像です。

この門にはドイツの歴史が多く刻まれています。

 

続いてブランデンブルグ門からほど近い場所にあったのは、全ての高さが違う石碑、、、?
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これは「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(Denkmal für die ermordeten Juden Europas)」、通称「ホロコースト記念碑」です。ユダヤ人虐殺の悲劇を今に伝えるため2005年に開設されました。

2771ものコンクリートの石碑が林立しており、その中を歩くことができます。中に入るとやはり外との印象が違く、とても厳粛な雰囲気です。

 

続いて向かった場所は、イーストサイドギャラリー(East side Gallery)」です。

今も残っているベルリンの壁に多くの絵が描かれています。全長はなんと1316mです。長い長い、、、

 

さっそく壁に沿って歩いていくと、、、テレビでよく見る絵を見つけました!
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これは、元ソ連書記長ブレジネフと、旧東ドイツ国家評議会議長ホーネッカー(右)がキスしている絵です。「兄弟のキス(Bruderkiss)」とも呼ばれています。絵の中の歴史を知るとより見応えがあります。f:id:fifthruru:20220103140826j:image

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イーストサイドギャラリーからバスに乗り10分ほどで「ベルリン大聖堂(Berliner Dom)」に到着しました。
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この大聖堂は1905年に完成し、プロイセン王や王族の棺が安置されている歴史ある大聖堂です。

 

1日目はここで旅を終了し、ベルリン市内で1泊しました。

 

さて、2日目に向かった場所は、ブランデンブルク州ラニエンブルクにあるザクセンハウゼン強制収容所(Konzentrationslager Sachsenhausen)」です。

ザクセンハウゼン強制収容所では20万人以上の人々が収容され、多くの人が亡くなりました。

早速入ってみます。
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収容所の入口です。門に取り付けられているのが「ARBEIT MACHT FREI (働けば自由になる)」のスローガン。この言葉は強制収容所の有名なスローガンとなっています。

自分でも驚きましたが、入った瞬間だるいような重いような感覚が急に襲ってきました。

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収容棟です。2人ほどしか寝れない狭い木のベッドの上で何人もの人々がぎゅうぎゅうになりながら寝ていたそうです。

他にも人体実験が行われた病理学棟や、遺体を焼く焼却炉も当時のまま残っています。
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敷地は全て高い壁と鉄条網で囲まれています。
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当時使われていたトイレです。
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敷地内は広い空間が広がっています。ここで何千人もの収容者が真冬に何十時間も立たされていたそうです。
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広場中央には大きいオブジェクトがあります。これは戦後に建てられた記念碑で石像には犠牲者の出身国が掘られています。

 

今回のドイツ旅行でナチスの悲劇的な歴史を学び、自分自身この時代の歴史をもっと知りたいと感じました。いつかポーランドアウシュヴィッツ強制収容所に訪れたいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

次回は、オランダをご紹介します!お楽しみに!!